INTERVIEW 01
手術室補助業務を通じ
“病院業務のスペシャリスト”を目指す
病院業務部 請負課 / R. Ishigaki
Chapter 01
就職活動では業種にこだわらず、人間関係の良さを一番重視していました。その理由は、業務知識はもちろん、社会人としての常識やマナーを学ぶには、人間関係が良い会社のほうが適していると考えたからです。
とは言え、会社説明会や面接だけでその会社の人間関係を推しはかるのは容易ではありません。そんな中、沖縄綿久寝具では会社説明会の後に、社員の方との懇談会が設けられていたのです。そこに参加していた社員さんたちがとても仲がよく、年齢による垣根がないことが伝わってきました。加えて、医療や福祉の世界で働く人たちを支えるという社会貢献性の高さに惹かれたことが、入社の決め手になりました。
Chapter 02
私が所属する病院業務部は、リネン類の提供や備品の洗浄・滅菌など、病院内のさまざまな業務を請負っています。私の担当は手術室の補助業務で、8名のパートさんとともに、手術室の特殊清掃や手術で使用する薬品類の準備(ピッキング)を行っています。
どの業務も人の命にかかわるため、間違いは許されません。メンバーそれぞれが分担して業務を行っており、ミスをなくすためにも情報連携がとても重要です。そこで私が重視しているのが、普段からのコミュニケーションです。
パートさんたちは30代後半から40代後半が中心で、全員が私より年上です。年代の違いという壁を作らないためにも、1日1回は全員と会話をするようにしています。他愛もない内容が多いですが、自分から積極的に話しかけることを心がけています。
Chapter 03
社員同士の人間関係はいたってフランクで、入社前の懇親会で感じた通り、年齢や役職による垣根が一切ないですね。意見や疑問があれば、直属の上司を挟むことなく、直接部長に話すことも珍しくありません。このように誰とでも話せる人間関係の良さが、当社の一番の魅力だと感じています。
現在の目標は、滅菌管理士という資格を取って、対応できる業務をさらに広げることです。また、この仕事は専門性が高い上に、新しい薬品も次々と生まれてくるので、常に知識をアップデートしていく必要があります。恵まれた人間関係を活かし、先輩からも多くを学びながら、いつかは病院業務のスペシャリストと呼ばれる存在になりたいですね。
来期からは、現在の手術室補助のように一つの部門を見るだけでなく、病院全体の常駐員の管理を担当する立場になることが決まっています。より責任が大きくなるというプレッシャーはありますが、新たな挑戦が始まることに、今からとてもワクワクしています。
前日に滅菌完了した器具類の片づけをします。
翌日の手術で使用する薬品・器具をリストアップ。看護師さんに確認してもらい、OKが出たらピッキング開始です。
病院関係者用の休憩室で昼食を取ります。
引き続き翌日分のピッキング業務。適宜手術室の特殊清掃が入ります。
業務終了後に同僚たちと飲みに行くこともあります。